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この世はただ一人の英雄によって救われるのではない。全ての人々が救世主の自覚を持ったときに初めて救われるのだ。
by yuuya64
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病者が病者を介護すること
 母の介護に自信がなくなってきた。母は目覚しいほどに回復し、以前のような憎たらしさもなくなってきたのだが、頭がまともに戻ってくるにつれ逆に抑うつ状態に陥るようになってきたのだ。つまり自分のおかれている状況や自分がボケているということがわかり始めたが故にである。ボケている自覚があるのはボケてない証拠なのだが、術前とは比べ物にならない自分の状態を受け入れることができないのだろう。
 
 しかし私には母のその抑うつ状態を受け止めることができない。これをお読みの方は連鎖鬱というのをご存知だろうか?人の鬱状態につられて自分も鬱状態に陥ってしまうことである。双極性障害の私はその状態に陥る危険性がある。逆にストレスから躁状態に転ずる可能性もある。いずれにせよ今の我が家にとって危機的状況だ。
 
 自然私は母を避けがちになる。ボケを予防するためには話しかけが大事だと言われて、術前はほとんど話す事のなかった母にたびたび話しかけてきたのだが、それが億劫になってしまったのだ。
 
 今日もまたフランジはずれのトラブルがあったのだが(これはどうも今の装具が母に合ってないと判断し、今日別の装具を発注した)、冷静に行動せねばと思う私の思考を母の慌てふためく声が邪魔することに苛立ち、つい声を荒げてしまった。
 
 私の今の状態は非常に不安定であり、日々躁鬱の波を繰り返してるような気がする。先日のエントリーを見ていただければわかるのだが、薬の飲み忘れにより軽い躁状態であった私が自己判断でアモキサン(三環系抗鬱剤)を断薬するとたちまち鬱状態に陥った。しかし医師の診断の元に用法容量を守ってアモキサン服用を再開したにもかかわらず今は再び軽い躁状態にあるような気がする。今日は意識的にではなく単純に朝アモキサンを飲むのを忘れていたのだが、行動するに何も支障がないばかりか相変わらずネット上での議論に熱くなっているのはやはり躁状態といわねばならないだろう。そのような状態で母の抑うつ状態と向き合う自信はない。病者が病者を介護することの難しさを感じている。
by yuuya64 | 2007-06-04 21:34 | 自宅介護
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